日韓かわいい夫通信

日本在住の日韓夫婦です。かわいい夫のエピソードや国際結婚のあれこれを発信しています。

韓国人夫を持つ妻が勧める 韓国家庭料理レシピ本 3選

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あんにょんはせよ。

日本在住の日韓夫婦、日本人妻 たっかんまりこです。

 

以前、夫のキムチ離れが進まない件について記事にしましたが…

その記事はこちらから。

nikkankawaii.com

 

韓国人夫のグンちゃんは日本食も好きで食べますが、

やはり30年以上住んだ母国の味…

基本的には韓国料理の方が好きです。

 

なので私も韓国の家庭料理を定期的に作るようにしています。

今日は私が日頃からお世話になっている料理本を3冊、ご紹介したいと思います。

 

元気の出る韓国レシピ ひとり暮らしの息子へ

 
1冊目は、ジョン・キョンファさんの「元気の出る韓国レシピ ひとり暮らしの息子へ」
高校卒業後にひとり暮らしをする息子へ贈るつもりでしたためたレシピをまとめた本です。
タイトルの通りこの本に掲載されているレシピは、「ひとり暮らしの息子が作る」ことを前提に書かれてますので、
難しいレシピや比較的時間のかかるレシピはほとんどないです。
材料もどこのスーパーでも手に入るものばかりです。
 
ほとんどのメニューが2人分なので、夫婦2人暮らしの我が家は採用しやすいです。
おもてなしメニューも少しだけ載っていますが、基本的には家でパッと作って食べる家庭料理なので、
料理が得意でない方も挑戦しやすいメニューが多いと思います。
 
ただこの本は、「ザ・韓国家庭料理」かと言われれば、違うと思います。
韓国人の万人が作る基本的な家庭料理ではなく…
息子の好みに合わせて、息子が作りやすいようにアレンジした、著者のオリジナル感強めです。
 
でも、著者の息子さんも韓国で暮らす韓国人ですから、
韓国人男子が好きな味付けにはなっていると思います。
グンちゃんもここに載っているレシピを作って出すと、
「美味しい!」ってモリモリ食べてくれます。
 
お母さんから息子への愛情がひしひしと伝わってくるあたたかい1冊です。
 

本当においしく作れる 韓国家庭料理

 
2冊目は、東京を中心に駅ビルや百貨店に出店する「妻家房(さいかぼう)」の総料理長リュウ・ヒャンヒさんのレシピ本「本当においしく作れる 韓国家庭料理」です。
定番のメイン料理から副菜まで、基本の韓国家庭料理が全部で103品掲載されています。
紹介する3冊の中で「1冊だけ買うなら?」と聞かれたら、この本をオススメします。
 
見やすいです。
写真が大きく綺麗で、調理途中の写真も載っているので、作りながらイメージしやすいと思います。
調理工程も細かく書いてありますし、美味しく作るコツも載っていて、
従順に作業すればまず失敗することはないでしょう。
基本の料理用語集や料理のための韓国語のページがあったり、レシピ意外にも楽しめます。
あと、材料別の索引があるので、これ食べたい!って探すときも便利です。
 
載っているレシピはどれも「韓国風」ではないです。
韓国人の作る「ザ・韓国料理」だと思います。
ただ、日本にお店を出して長い「妻家房」の総料理長さんのレシピらしく、
家族で日々食べる家庭料理というよりは、どちらかというと…
人を呼んだ時に振る舞うおもてなし料理感はあります。
彩りが綺麗だったり、華やかな料理が多い印象です。
 
 正直、ちょっと面倒な工程があるメニューも多いです。
調味料もスーパーで手に入らない物もあるかと思いますが、
輸入食品などを扱うお店(カルディなど)に行けば、ほとんどは手に入ると思います。
面倒でも、一回従順に作ってみたら…美味しさに驚きます。
「韓国風」と「本場」の違いを家でも確実に実感できます。
 
 

家庭で作れる 韓国の常備菜

 
韓国語で常備菜のことを「ミッパンチャン」と言います。
3冊目は、そのミッパンチャンが95品紹介されているチョン・テキョンさんの「家庭で作れる 韓国の常備菜」です。
 
私は週に1回は数日日持ちする副菜をまとめて何品か作り置きます。
その作り置きおかずに韓国家庭料理を入れたいと思っていたので、
まさに「こういうの探してました!」と、私にはドンピシャでした。
 
この本にはお店では食べられないような、本当の家庭の素朴な味が詰まってます。
メインになる料理も載っていますが、日本で言う副菜に近いメニューが多いです。
なのでパッと見は地味に感じるかもしれませんが、これぞ家庭料理だと思います。
ここに載っているレシピを作った時、グンちゃんは「懐かしい」って言ったんです。
「美味しい」より何より一番嬉しい言葉でしたね。
 
レシピ自体はそこまで難しくはないのですが…
著者はキムチはもちろん、味噌やコチュジャンも手作りしているんですよね。
唐辛子も自分で轢いたりしてますから、
そこまで真似するとなると…相当な根気がいると思います。
私はめんどくさがりなので、市販のもので用意できるものは使っちゃってます。
それでもちゃんと美味しくできるのでご安心を(笑)
 
 ちょっと細かいところではあるんですが、
(一部の)調味料がなかった場合の代用の記載があるんですよね。
例えば…
万能しょうゆ…大さじ1(またはしょうゆ、砂糖各小さじ1)
水あめ…大さじ1(またははちみつ小さじ2)
というように。
これが料理によって配分が違うんです。
すごく丁寧でありがたい表記だなと、お気に入りポイントでもあります。
 
韓国家庭料理をいかに本場にさせるかにかかっているのが、
ヤンニョム(合わせ調味料)だと思っているのですが、
その作り方が書いてある「基本のヤンニョム」(P.6,7)は、すごく参考になります。
 (2冊目にも「覚えておくと便利な定番ヤンニョン」(P68,69)というページがあり似ていますが、チョンさんのレシピの方がやや複雑です)
 

まとめ

 
私が実際に使っている韓国家庭料理のレシピ本を3冊紹介させてもらいましたが、
どれもそれぞれに良さがあるんですよね。
 
個人的に一番よく使っているのは…
「家庭で作れる 韓国の常備菜」
 
韓国料理本どれ買えばいい?と聞かれたら…
「本当においしく作れる 韓国家庭料理」
 
料理が苦手な人や一人暮らしなど、簡単に韓国家庭料理に挑戦したい人は…
「元気の出る韓国レシピ ひとり暮らしの息子へ」
 
というような感じでしょうか。
今度は韓国で売っているレシピ本に挑戦できたらいいなーなんて思ってます!
 
 
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